臨時休診のお知らせ。
HPにものせていますが、
7/28(土)-29(日)に大阪で第13回日本女性骨盤底医学会が開催されます。
このため、
7/29(金) 短縮診療 9:00-12:30 14:00-16:00
7/28(土) 休診
となります。ご了承下さい。
ちなみにこの学会はまだ出来て10年程度のほやほや学会ですが、会員数もかなりのびているようで、毎年規模が大きくなってきています。
読んで字のごとく、女性の骨盤底の病気についてあれこれ討論する学会です。
「それは産婦人科なのでは?」と思った方。
そのとおり、産婦人科の先生もたくさんいらっしゃいます。
じゃあ泌尿器科医である私がなぜ行くのか?
泌尿器科医もたくさん参加します。
だいたい半分ずつくらいの割合なんです。プラス肛門外科の先生、コメディカルの方。
泌尿器科では膀胱、尿道を扱います。
産婦人科は膣、子宮など。
肛門外科は肛門、直腸。
いわゆる「骨盤底疾患」というのは、これらの臓器やその周囲の組織などのバランスの不具合でおこる、とイメージしていただくといいと思います。
そんなわけで(どんなわけで?)この学会は、各科の垣根をこえた学会というかなり画期的なものなのです。
この学会に参加するようになって、同じ医師でも泌尿器科と産婦人科では常識的な部分がずいぶん違うものだと実感しました。泌尿器科医だけの学会とは違い、いつもとっても新鮮な気持ちになりますね。
また、この学会の歴史が10年と浅いことからも、いかに「女性泌尿器科」が現在進行形で急速に発展している分野なのかということがおわかりいただけるかと思います。
たまにはまじめなお話でした。
なかお
by anegouro | 2012-07-08 22:05 | クリニック